| 高血圧症の治療は生活習慣の見直しに加えて、薬が使われます。血圧降下剤はどうやって血圧を下げるのか?身近な疑問にお答えします。 | |||||||||||
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◆血圧降下剤の使い方通常は上記で示した、140/90mmHg以下にするのが目標ですが、糖尿病・腎障害の患者さんの場合は130/80mmHg以下を目標とします。 以下に降圧剤の基本的な使い方を述べます。
◆β遮断薬の使い方
1、β1選択性か ◆カルシウム拮抗薬の使い方ジヒドロピリジン系Ca拮抗薬は、圧受容器反射を介した交感神経の活性化から、反射性の頻脈が起こりやすい。 エポニジピンはT型チャネルも抑制して心保護作用、腎保護作用を、シルニジピンはN型チャネルも抑制して交感神経抑制効果を示す。 アゼルニジピンは降圧に伴う心拍数の増加が見られにくい。ニフェジピン、バルニジピン、マニジピン、ベニジピンには利尿効果がある。 ベニジピン、シルニジピン、エホニジピンは腎糸球体の輸出細動脈を拡張させて、糸球体圧を低下させ、腎保護作用を示す。 これらの血圧低下作用以外の付加作用も治療に対して十分考慮に入れる。 長時間型か短時間型かについても気をつけたい。アダラートなどの短時間型Ca拮抗薬は急に血圧が下がるので、虚血性疾患の続発に注意し、最もよく使われるノルバスク などの長時間型Ca拮抗薬は24時間降圧作用が持続していない場合があることに注意する。 ◆ACE阻害薬とARBエビデンスの量の関係、及び心筋梗塞抑制効果の関係で、ACE阻害薬のほうがARBに比べて分があるが、空咳や血管浮腫の副作用について考えれば、ACE阻害薬よりもARBの ほうが分があるといえる。ACE阻害薬、ARB両者に見られる注意点としては、妊娠中の服用が禁忌であること、血清カリウムの上昇をきたすことがあげられる。 妊娠中の高血圧は、胎盤血流量を減少させるため、130/80mmHg未満にするのが安全であるといわれている。 ACE阻害、AT1拮抗薬(ARB)は食事をせずに服用で血中濃度が上昇する。 利尿薬ではNa排泄低下により代償的にレニン−アンジオテンシン系が 亢進するため、ACE阻害薬を併用すると過度の血圧低下が起こる。 また、これらは即効性ではなく有効かどうかは4〜8週後に 行われる。ACE阻害薬の降圧作用にはブラジキニンによるNO遊離も絡んでいる。 AUは、腎臓において輸出細動脈を収縮させ、 糸球体内圧を上昇させるとともに、メサンギウム細胞の増殖やTGFβを介して糸球体硬化を進展させる。 これを抑制するので、AT1拮抗薬には 腎保護作用あり。
心筋は高血圧で肥大する以外に、AUが直接心筋を肥大させる。心臓の心筋細胞以外の部分である間質を
増殖させ、繊維化や動脈内腔の狭小化を引き起こす。
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